WEB予約
最近、テレビや雑誌で「フレイル」という言葉を耳にすることはありませんか?
フレイルとは、年齢とともに心身の筋力や活力が衰え、「要介護の手前の状態」になることを言います。
実は、このフレイルは「お口の衰え(オーラルフレイル)」から始まります。
歯を失って噛めなくなると、柔らかいものばかりを食べるようになり、全身の筋力が低下した寝たきりのリスクが高まってしまうのです。
いつまでも自分の歯で美味しく食べ、元気に動き続けるために、今日から始められる3つの生活習慣をご紹介します。
歯周病は、歯を失う最大の原因であると同時に、糖尿病や認知症などの全身疾患を悪化させることがわかっています。
多くの方が「歯ブラシの後に「フロス」をしますが、順番を逆にするだけで汚れの除去率が劇的に上がります。先に隙間を掃除することで、歯磨き粉の薬用成分が奥まで行き渡ります。
夜の歯磨きの際、まずはデンタルフロスかや歯間ブラシを通してから、最後に歯ブラシで丁寧に磨いてみてください。
年齢を重ねると唾液(だえき)の量が減り、お口の中が乾燥しやすくなります。特に睡眠中は口が乾き、バイ菌が最も増えやすい危険な時間帯です。
歯磨き粉に含まれる「フッ素」は、歯を強くして虫歯を防ぐお薬のようなものです。何度も水でゆすぐとその成分が全て流れてしまいます。
寝る前の歯磨きの後は、大さじ1杯程度の少ない水で、1回だけ軽くゆすぐようにしましょう。
口の中にフッ素を残すのがポイントです。
「噛む力」や、「飲み込む力」は、使わないとあっという間に衰えてしまいます。
よく噛むことでお口の中を清潔に保つ「唾液」がたくさん出ます。さらに、顎の筋肉を動かすことは脳の刺激になり、認知症の予防にもつながります。
「しっかり噛んで食べる」こと自体が立派なフレイル予防運動です。
食事の際は、意識して一口30回噛みましょう。少し歯ごたえのある食材を食事に取り入れるのもおすすめです。
「食べこぼしが増えた」
「むせやすくなった」
「硬いものが噛みにくい」
これらは全て、オーラルフレイル(お口の衰え)のサインです。
毎日の正しいセルフケアに加えて、歯科医院で定期的に歯石を取り、お口の動きをチェックすることが、全身の寝たきりを防ぐ一番の近道になります。
大切な歯を守り、一生元気に過ごすために、まずは定期検診から始めてませんか?
どんな小さな変化でも、お気軽に当院へご相談ください。