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口臭について

口臭の原因をご存知ですか?

2つの原因

不快に感じる口臭は大きく2つに分けられます。 病的口臭と生理的口臭です。
下記より、病的口臭と、生理的口臭について詳しく説明します。

「病的口臭」

病的口臭 虫歯や歯周病といった口内の異常や歯石の付着などの歯科的な問題から起こる口臭と、糖尿病や胃腸病、消化器、呼吸器系などの内科的な病気の症状として現れる事もあります。 老若男女を問わずだれにでも起こる口の臭いです。生活のリズム、習慣、緊張時の精神状態に応じ臭いが発生します。 「病的口臭」は文字通り病気が関係している口臭で、病気を特定し、それぞれの専門医での治療が必要となります。 中でも最も多いのは、口腔内に原因がある場合です。 病的口臭がひどくなると、部屋中に臭いがこもったり、本人がいなくなった後でも、臭いが残ることがあります。

「生理的口臭」

生理的口臭 「生理的口臭」は健康状態、年齢、性別などに関係なく誰にでも発生します。 口の中には常に細菌が大量に存在しています。 ウィルス、バクテリア、微好気性菌、嫌気性菌などです。細菌には臭いを起こす菌とそうでない菌がいます。 臭いを起こす菌は酸素が少なくなると活発になります。口の中が乾燥した状態です。この時、揮発性硫黄化合物という臭いの物質を作り、更にそれが唾液に溶けて苦くなってきます。 こうなるとすぐに強い口臭が発生します。 生理的口臭が起こる主な時は以下の4つです。 朝起きた時、また空腹時、特に朝食を取らずにいるとかなりきつい口臭が発生することがあります。 また、緊張時の口臭で、過度な緊張、ストレスにより口臭が起きます。臭いのきつい食べ物を食べた後なども一時的に口臭がきつくなります。それ以外にも、生理の時や妊娠時、思春期、喫煙等があります。 生理的口臭は心がけ次第で臭いの起こらない口の状態にコントロールすることが可能です。

歯周病で口臭が起こる理由

歯周病で口臭が起こる理由 歯周病になると、歯と歯ぐきの間に「歯周ポケット」と呼ばれるすき間ができ、そこに細菌が溜まりやすくなります。 この状態では、次のような変化が起こることで口臭が強くなります。

① 細菌が
「においのガス」を作る

歯周ポケットの中では、細菌が食べかすや血液・たんぱく質を分解します。 その過程で「揮発性硫黄化合物(VSC)」と呼ばれる強いにおいのガスが発生し、これが口臭の主な原因になります。

② 炎症で血や膿が混ざる

歯ぐきの炎症が進むと、出血や膿が出ることがあります。 これらは細菌の栄養源となり、さらににおいを強める原因になります。

③ 酸素の少ない環境で
細菌が増える

歯周ポケットの中は空気が届きにくく、酸素が少ない状態になります。 この環境では、嫌気性菌(酸素を嫌う細菌)が増えやすく、強い口臭を発生させます。

④ 歯ぐきや組織の
破壊による影響

歯周病が進行すると、歯ぐきや歯を支える骨が徐々に壊れていきます。 その過程で生じる組織の分解物も、口臭の原因になります。

⑤ 唾液の減少でにおいが
強まりやすい

炎症や不快感、口の乾きなどにより唾液の分泌が減ることがあります。 唾液には口の中を洗い流す働きがあるため、減少すると細菌が増えやすくなり、口臭が強くなります。 口の中が不衛生だと口臭を発する?

歯周病の口臭はなぜ自分では
気づきにくいのか?

歯周病で口臭が起こる理由 歯周病による口臭は、本人が気づきにくいという特徴があります。
理由としては、
  1. においに慣れてしまい、自分では感じにくくなる
  2. 鼻と口の距離が近く、自分のにおいを正確に認識しづらい
  3. 口の中で発生したにおいが、常に少しずつ出続けるため「強い自覚症状」として感じにくい
そのため、周囲からの指摘や、歯科検診で初めて気づくケースも少なくありません。

まとめ

歯周病による口臭は、単なる食べかすのにおいではなく、 細菌の活動・炎症・ポケット内環境・唾液量の変化など、複数の要因が重なって起こります。
そのため、口臭が気になる場合は、歯ぐきの健康状態を確認することが大切です。