WEB予約

小児の仕上げ磨きについて

仕上げ磨きの仕方とコツ

ここでは仕上げ磨きについてご説明します まず両親が習熟することで、子供にやり方を教えてあげてください。

子供には正確さではなく、親子で同じことをしているという連帯感を感じる習慣づけに重点を置いてください。

子供の歯磨きを見る姿勢

小児の仕上げ磨き

仕上げ磨きは、子供の後ろ側から、つまり、寝かせ磨きをすることで口をのぞき見るのが基本的な姿勢です。 この姿勢は歯科医が患者を診るときと同じ姿勢です。

また利き手でない手はくちびるや頬に当てて、歯ブラシが歯に当たっている状態を直視できるようにしましょう。仕上げ磨きの時、子供には手鏡などを持たせて両親が何をしているのかを見せてあげるのも、恐怖心をなくすひとつの方法です。

また子供用の歯ブラシを別に持たせてあげて、歯ブラシを使って磨いているという共有体験を持たせて、興味を持たせるのも良いでしょう。

仕上げ磨きはいつまでやるべき??

子供の歯磨き方

  • 歯みがきの方法はスクラビング法がいいでしょう。
  • スクラビング法は歯ブラシを小刻みに(1~2mm幅で)動かして磨く方法です。
  • 歯の表側(頬やくちびるに向かい合っている表面)では歯ブラシを歯に垂直に当てます。
  • 裏側では歯のかみ合わせる面と裏側を同時に磨くように歯ブラシを傾けて歯に当てます。
  • 前歯の裏側では歯ブラシをたてて、歯ブラシの角を使って磨くようにします。
  • 歯みがきの際に歯ブラシが歯ぐきに当たってこすれると痛いものです。
  • 歯の表側で歯ブラシの大きさが歯に合わない場合は、歯の裏側を磨くのと同じ方法で歯ブラシを当ててください。
  • また歯ぐきや頬・くちびるに当たらないようにガーゼなどでカバーしつつ、歯ブラシを行うのも効果的です。

仕上げ磨きを動画で解説

子供の仕上げ磨きのポイント

・歯ブラシを歯に垂直に当てて磨く小刻みに
(1~2ミリ幅で)動かします。

・前歯の裏側は歯ブラシの角を使って
磨きます。

・ブラシは縦にして上下に動かします。

・奥歯は噛む溝と裏側を重点的に磨きます。

・歯茎の際も磨きます。奥歯は汚れが溜まりやすいです!


仕上げ磨きは毎日行って子供の虫歯を防ぎましょう!!

子供のフロスの通し方

 

取って付きのY字のフロスが使いやすいです。
物を切るように左右にスライドさせながら下に圧をかけます。両隣の歯の側面を擦り、汚れをとります。
引き抜くときも、左右にスライドさせながら上に引っ張ります。奥歯の歯と歯の間は虫歯が好発します。
必ずフロスを通すようにしましょう。フロスは毎日通しましょう。