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子供の虫歯の特徴!
年齢別の注意点、予防方法

子供が虫歯になりやすい
理由って?

子供が虫歯になりやすい理由って?

①エナメル質に穴があく

歯の1番外側にある硬い層を「エナメル質」といいます。エナメル質に穴があくことで虫歯が発生します。乳歯のエナメル質の厚さは永久歯の半分ほどしかなく、穴が開きやすく、虫歯が進行しやすいのです。

②きちんと磨けていない

やはり歯磨きがしっかりできていないと虫歯のリスクはグッとあがります。お子さんが歯ブラシを自分で持てるようになってからは、お子様が正しく磨くという事が大切になります。ただし、10~12歳くらいまでは保護者の方の仕上げ磨きが大切になります。正しい磨き方を歯科医院で教えてもらいましょう!

③おやつをダラダラ食べている

おやつの時間を決めずに長い時間甘いお菓子を食べたりジュースを飲むなどを続けていると、お口の中がずっと酸性になります。唾液による再石灰化や自浄作用が追いつかなくなり虫歯になりやすい状態となります。おやつは時間を決めて、長くても30分以内に食べ終わるようにしましょう!

子供の虫歯は大人と比べて
進行が早い!?

子供の虫歯は大人と比べて進行が早い!?

永久歯と比べてエナメル質が薄いこと、また酸に弱いことで乳歯の虫歯は一気に進行します。お子さんの場合、虫歯の痛みや違和感を伝えることが難しいため発見が遅れてしまうこともあります。気づいた時には重度まで進行していたというケースも少なくはありません。定期的な検診、お家でのチェックをしてあげましょう!

子供が虫歯になりやすい場所

子供が虫歯になりやすい場所
  1. 上の前歯の歯の間
  2. 奥歯の歯の間

    この2箇所の虫歯を防ぐには、デンタルフロス(糸ようじ)を使います。子供用のデンタルフロスが売られていますので、それを使って歯の間を磨きましょう。

  3. 奥歯の噛む面の溝

    溝のところは、どうしても汚れがたまりやすいです。

子供の虫歯を
放置した場合の影響

子供の虫歯を放置した場合の影響

①他の歯の虫歯のリスクが
高くなる

治療せずに放置していると、虫歯菌が多い状態が続き、他の歯が虫歯になるリスクが
高まります。

②正しく噛めずに顎の発育に
影響する

痛みを我慢して食事をするため偏った咀嚼となり、顎が十分に発育しなかったり、左右の顎のバランスが悪くなったりします。歯並びが乱れ、かみ合わせの乱れ、顎関節症などのトラブルの原因になります。

③永久歯への生え変わりに
影響する

重度の虫歯で歯を失ってしまった場合は、永久歯が早く生えてくるなど歯並びに影響を与えることがあります。子供の虫歯が神経まで進行して、再度感染して、根っこの先に膿ができる。その場合下の永久歯の歯の形に変形が出ることがあります。そのため早めに抜いた方がいいですが、歯並びに影響が出ることがあります。

子供の虫歯を予防する
方法は?

子供の虫歯を予防する方法は?

①「デンタルフロス+
歯ブラシ」を身につける!

日本ではデンタルフロス(糸ようじ)を使う人は多くないです。特に10代では、フロスを使う習慣がほとんど無いことが分かります。

②仕上げ磨きを卒業する時期
(小学校高学年)は、要注意!

これまで、一生懸命に親が磨いてきたのに、自分で磨くようになってから、虫歯になりやすくなったという事があります。当院では、仕上げ磨き卒業をフォローアップするシステムにより、1人磨きでも虫歯を予防できる体制を整えています。仕上げ磨き卒業の時期のお子様は、ぜひご連絡ください!

③シーラントで、奥歯の溝の
虫歯を予防する

シーラントを行うことにより、奥歯の細かい溝の中に食べカスが入るのを防げます。