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入れ歯専門医(歯科補綴専門医)の立場から言うと、
入れ歯による話しにくさは音読などの発音練習で改善することが多く、特に
「声に出して読む」練習が最も効果的です。
こんにちは。東京都杉並区の久我山駅前歯科・矯正歯科 院長の白須健一郎です。
入れ歯を入れたあと、
「フガフガして喋りにくい」
「サ行やタ行がうまく言えない」
「電話に出るのが億劫になった」
と感じていませんか?
このお悩みは、入れ歯を使い始めた方の非常に多くが経験します。
多くの患者さんが
「良い入れ歯なら、入れた瞬間から元どおりに喋れるはずだ」
と思っていますが、これは誤解です。
入れ歯を入れると、口の中の空間(容積)は物理的に変化します。
そのため、どんなに精密な入れ歯でも、最初は必ず発音の違和感が出ます。
入れ歯の厚み分だけ口腔内が狭くなり、舌の動きが制限されます。
歯と歯ぐきの境界が変化し、息が漏れて「スースー」した音になりやすくなります。
話すときに歯同士が当たり、「カチカチ」と音が出ることがあります。

特に発音しにくいとされる「サ行(サシスセソ)」と「タ行(タチツテト)」を意識して、以下を試してください。
毎日5分程度、大きな声でゆっくり読むだけでも効果があります。
リラックスした状態で口を大きく動かす練習になります。
舌のコントロール改善に役立つ場合があり
ます。
※誤嚥には十分注意してください。

次のような場合は、練習ではなく歯科医院での調整が必要です。
※この場合、薄い金属床義歯への変更が有効なことがあります。
入れ歯専門医(歯科補綴専門医)の立場から言うと、発音の回復は「楽器の練習」と非常によく似ています。
新しいリコーダーを渡されて、すぐに上手く吹けないのと同じで、舌が新しい環境(入れ歯)に適応するには、
約2週間〜1か月程度のトレーニング期間が必要です。
ただし、1か月以上練習しても改善しない場合は、入れ歯の設計(歯並びの位置や床の厚み)そのものに問題がある可能性が高いと考え
ます。
東京都杉並区 久我山駅前歯科
院長 白須健一郎
このようなお悩みを持つ患者さんが、
杉並区だけでなく、吉祥寺・三鷹方面、さらに神奈川県・山梨県からも来院されています。
私たちは、
今の状態を否定することは、しません。
一方的に高額な治療を勧めることは、しま
せん。
まずは現在のつらさをしっかりお聞きし、
「どうすれば噛めるようになるか」「どうすれば話しやすくなるか」
を一緒に考えます。
入れ歯の不調、発音の悩み、吐き気や見た目の問題など、どんな小さなことでも構いません。
ぜひ一度、お話を聞かせてください。