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入れ歯専門医(歯科補綴専門医)の立場から言うと、入れ歯による吐き気(嘔吐反射)への対策は、「慣れ」や精神論ではなく、物理的な「設計変更」が最も有効です。
具体的には、次の3つのアプローチがあります。
プラスチックから薄い金属(金属床)に変え、喉への圧迫感を軽減する。
喉の奥(軟口蓋)に触れないよう、入れ歯の後方を短く設計する。
インプラント等を併用して固定力を確保し、上あごの天井部分をくり抜く。(無口蓋義歯)
こんにちは。
東京都杉並区の久我山駅前歯科・矯正歯科 院長の白須健一郎です。
「歯磨きで奥歯を磨くだけでもオエッとなる」
「入れ歯を入れると、常に喉に何かが張り付いている感じがして気持ち悪い」
このように嘔吐反射が強い方にとって、入れ歯治療は大きなストレスになります。
多くの患者さんが「アメを舐めたり、深呼吸をして我慢していれば、そのうち慣れる」と思っていますが、これは誤解です。
嘔吐反射は、異物が気道に入らないようにするための“体の防御反応”です。熱い鍋に触れたら反射的に手を引っ込めるのと同じで、気合や根性でコントロールできるものではありません。
なぜ、吐き気が止まらないのか?
それは、今お使いの入れ歯がご本人の「反応するライン(トリガーポイント)」を超えてしまっているからです。
特に、保険診療のプラスチック義歯は、強度確保のために厚みが必要で吸着のために喉の奥まで覆う必要がある、という構造上の理由から、吐き気が出やすい条件がそろってしまいます。
入れ歯専門医(歯科補綴専門医)の立場から言うと、吐き気が強い方が「無理に慣れようとすること」は、むしろ逆効果です。
苦しい状態を我慢し続けると、脳が「入れ歯=苦しいもの」と記憶してしまい、嘔吐反射がさらに強くなることがあります。
解決策は、入れ歯を「喉の敏感な部分に触れない形」に設計し直すことです。
当院では、仮の入れ歯を用いて「どこまでなら触れても吐き気が出ないか」をミリ単位で確認し、嘔吐反射が起きないギリギリのラインを見極めてから、本番の入れ歯を製作します。
東京都杉並区 久我山駅前歯科
院長 白須健一郎
このようなお悩みを持つ患者さんが、杉並区だけでなく、吉祥寺・三鷹方面、さらに神奈川県・山梨県からも来院されています。
私たちは、今の状態を頭ごなしに否定することは、しません。
一方的に高額な治療を勧めることは、しません。
まずは現在のつらさを丁寧にお聞きし、「どうすれば吐き気なく使える入れ歯になるか」を補綴専門医の視点で一緒に考えます。
入れ歯の吐き気、違和感、不快感でお困りの方は、どんな小さなことでも構いません。
ぜひ一度、お話を聞かせてください。