WEB予約
入れ歯専門医(歯科補綴専門医)の視点から言うと、入れ歯(義歯)は義足や義手と同じ医療用の補装具であり、使えるようになるまでに1〜3か月程度の慣れと調整が必要です。
こんにちは。
東京都杉並区の久我山駅前歯科・矯正歯科 院長の白須健一郎です。
入れ歯を新しく作った患者さんから、よくこんな質問を受けます。
「いつになったら違和感がなくなりますか?」
「いつから普通に食事ができますか?」
「まだ慣れないのは失敗でしょうか?」
まず知っていただきたいのは、入れ歯は“歯の代用品”ではなく、“義歯”という医療用の補装具であるという事実です。
多くの方が、
「歯医者で型を取って作れば、
すぐ自分の歯のように噛める」
と思っていますが、これは誤解です。
どんなに精密に作られた入れ歯でも、装着したその日から完璧に使える義歯は存在しません。入れ歯は「義足・義手」と同じ医療器具です。
入れ歯は正式には義歯(ぎし)と呼ばれます。これは、義足や義手と同じく、体の一部の機能を補う医療用補装具です。
義足を作ったその日に走れる人がいないのと同じように、義歯も、装着した瞬間から自然に使えるものではありません。
入れ歯が使えるようになるまでに時間がかかるのは、お口の中で次の変化が起こる必要があるからです。
歯ぐきは柔らかいため、入れ歯の硬さや圧に慣れるまで、数回の調整が必要です。
舌や頬の筋肉が、入れ歯を安定させる動きを覚えるまで時間がかかります。
脳が義歯を「異物」ではなく「体の一部」として認識するまでの期間が必要です。
歯科補綴専門医の立場から言うと、入れ歯治療は「物を作って終わり」ではなく、「リハビリまで含めて治療」です。
義足や義手と同様に、調整、練習、フィードバックを繰り返すことで、少しずつ体に馴染んでいきます。
義歯は、数回の調整と使い方の練習を重ねることで、はじめて自分の体の一部として機能します。
これは失敗ではなく、正常な過程です。
入れ歯(義歯)は義足や義手と同じく、時間をかけて慣らし、調整しながら使えるようになる医療用補装具です。
当院では、義歯を「作る」だけでなく、使えるようになるまでを治療と考え、調整とリハビリのサポートを行っています。
焦らず、一緒に慣らせていきましょう。
東京都杉並区 久我山駅前歯科・矯正歯科
院長 白須健一郎