WEB予約
入れ歯専門医(歯科補綴専門医)の視点から言うと、入れ歯が当たって痛い場合は、無理に使い続けず、自分で調整をせず、歯科医院で調整することが正解です。
多くの方が、
「入れ歯は慣れるまで我慢するもの」
「痛くても使い続ければそのうち治る」
と思っていますが、これは誤解です。
強い痛みを我慢すると、かえって状態を悪化させることがあります。
入れ歯の痛みの原因には、主に次のような原因があります。
歯ぐきは、本来入れ歯を支えるためのものではありません。
歯を抜いた後に入れ歯を載せるしかないので、しかたなく入れ歯を支えてくれているのです。
特に歯ぐきが薄い部分は、ちょっとした当たりでも痛みを感じやすいです。
長く使っている入れ歯では、土台となる歯ぐきが痩せることで当たりが強くなります。
歯の喪失やすり減りによって、特定の部分に力が集中し、痛みが出ます。
入れ歯が当たって痛いときは、次の対応が有効です。
特に食事以外の時間は、歯ぐきを休ませてください。
食べカスが挟まって痛みが出ていることも少なくありません。
痛みは自然に治ることはほとんどなく、調整が必要なサインです。
次の行為は、入れ歯を使えなくしてしまう可能性があります。
一度削ると元に戻せず、かみ合わせが崩れます。
金属疲労で折れるリスクがあります。
義歯性潰瘍(ぎぎせいかいよう)ができ、治療が長引きます。
※義歯性潰瘍:入れ歯が原因でできる深い傷
入れ歯専門医(歯科補綴専門医)の立場から言うと、入れ歯の痛みは「材質」によるものではなく、「当たりと噛み合わせ」の問題であることがほとんどです。
適切な調整を行えば、多くの入れ歯は快適に使えるようになります。