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入れ歯には大きく分けて【総入れ歯】と【部分入れ歯】があります。総入れ歯は上顎(じょうがく)・下顎(かがく)どちらか、もしくは上下すべての歯を失った方のための入れ歯です。
また、使用する素材などにより保険が適用されるものと自費治療のものとで分かれ
ます。
金属を使用した入れ歯は、粘膜にふれる部分が金属(ゴールド、チタン、コバルトクロム等)でできています。
薄く作れるので、お口に入れたときの違和感が少ないです。金属は熱伝導が優れているので、温度の体感にズレはありません。 金属は汚れや臭いが付着しにくいため、衛生的です。
金属を使用した入れ歯
シリコン入れ歯は、床の内側を吸着性の高い柔軟なシリコンにすることで、歯ぐきに優しく、硬い物を噛む力があり、違和感が少なく、入れ歯の安定感も優れています。
マグネットアタッチメント入れ歯は、マグネット(磁石)を入れ歯に取り付けて、土台の歯にキーパー(磁性金属)を装着し、磁力によって外れないようにします。 装着の違和感が少なく、安定感があり、強く噛むことができます。
マグネットアタッチメント
インプラント入れ歯は、歯を支えている骨にインプラントを埋め込み、インプラントの上に総入れ歯を装着します。 すべての総入れ歯の中で、最も安定感があり、噛む力も非常に優れています。
インプラント入れ歯| 種類 | 金額 |
|---|---|
| 保険適用外 総入れ歯 | 550,000~770,000円(/片顎) 使用する材料による違いはありません (金属を使用した入れ歯・シリコン入れ歯) |
| マグネット アタッチメント入れ歯 | マグネット:1本110,000円✕本数 入れ歯:1~4本欠損330,000円 |
| インプラント総入れ歯 | 660,000~880,000円(/片顎) インプラント費用は407,000円/本。 (ガイドあり、上部構造はロケータになるため) |
| コピーデンチャー | 550,000円(/片額) 調整料が¥5,500/回かかります。 |
| 種類 | 1割負担 | 2割負担 | 3割負担 |
|---|---|---|---|
| 保険適用 総入れ歯 | 3,500円 | 6,700円 | 10,000円 |
義歯ブラシの使い方についての説明動画も用意いたしましたので、ご参考までにぜひご覧ください。
入れ歯洗浄剤を使用していない方の68%が、「普通の歯磨き剤で十分」とお答えになっているそうです。しかし、それは大きな間違いです。
市販の歯磨き粉には研磨剤が含まれています。この研磨剤で入れ歯をゴシゴシ磨いてしまうと入れ歯に細かい傷がついてしまい、余計に着色や細菌が付着しやすくなります。
1度ついた傷は消えませんので、歯磨き粉で磨いていたという方は歯科医院で綺麗に研磨してもらいましょう。
1.入れ歯ブラシで洗浄しましょう
入れ歯ブラシにて、入れ歯をきれいにしてください。汚れなどが付着していますと、接着力が落ちてしまいます。また、乾燥させずに濡れたままにしておいてください。
2.自分に適した量を把握しましょう
使用量は、入れ歯の隙間やかたつきの度合いによって異なります。まずは、適量を入れ歯の歯ぐきの部分に出しましょう。ポイントは、あまり多く盛らないことにあります。その後にゆっくり最後まで咬みしめ
入れ歯安定剤には大きく分けて4つの種類があります。
それぞれ特徴がありますので、ご自身のお口に合ったものをお選びください。何を使えば良いか分からない場合は当院スタッフへお訊ねください!
| 種類 | 安定感 | 違和感 | 耐久 | 手入れの しやすさ |
|---|---|---|---|---|
| 1.ふりかけ タイプ |
△ | ◎ | △ | ◎ |
| 2.クリーム タイプ |
○ | ○ | ○ | △ |
| 3.シート タイプ |
○ | ○ | ○ | △ |
| 4.クッション タイプ |
◎ | △ | ◎ | △ |
骨がやせてしまい、入れ歯(義歯)が安定しなくなり、口の中でズレてしまう方や最近入れ歯(義歯)をつけると痛い時がある、食事が上手にできない、話しづらいなど…お悩みの方は非常に多いです。
入れ歯についての誤解
入れ歯(義歯)があっているかどうかは、以下のようなチェックをすることで分かり
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| 年齢・性別 | 70代・男性 |
|---|---|
| 主訴 | 13年前に作った入れ歯が動いてしまい不自由、 動かない入れ歯にしたい |
| 治療内容 | 右下3、左下3にインプラント、上下自費の総入れ歯 |
| 治療費 | 【合計】2,035,000円 【内訳】ガイド 55,000円、 インプラント埋入料 400,000円×2、 自費の上下総入れ歯 1,000,000円 |
| 治療期間 | 7ヶ月 |
| リスク・副作用 | インプラント周囲炎 半年に一度の定期的な入れ歯の 調整が必要 |
| 治療方針 | 他院では新しい入れ歯を作ることはおすすめしていないと言われた。 毎日の食事や会話の際に入れ歯が動いてしまうことが 不自由。 普段は入れ歯安定剤を使って動かないように固定 している。 CT撮影で下は臼歯部骨が薄くてない状態、下顎管から骨1~2㎜(臼歯)。 前歯の部分には骨量十分ある。 |
| 特記事項 | 入れ歯とインプラントに専用の磁石をつけて動かないように固定する。 その後、半年に1度定期検診でチェック。 改善されて調子がいい、定期的なチェックを 続けていく。 |
| 担当者所見 | 日本の保険治療では、インプラントは保険適用にならないですが、 世界的にみると下あごの総入れ歯治療の第一選択肢は、この症例のような インプラントを併用した入れ歯です。 |
| 術前 | 術後 | |
|---|---|---|
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術後 | ![]() |
| 術前 | 途中経過 | |
|---|---|---|
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途中経過 | ![]() |
| 術後 | 総入れ歯 | |
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総入れ歯 | ![]() |
| 年齢・性別 | 90代・女性 |
|---|---|
| 主訴 | 入れ歯を作り直したい。 右下7から4、左下5から7 |
| 治療内容 | ノンクラスプデンチャー作製 |
| 治療費 | ノンクラスプデンチャー:440,000円 (2023年4月現在) |
| 治療期間 | 2ヶ月 |
| リスク・副作用 | 日常での入れ歯のお手入れ、歯科医院での 定期的な入れ歯の調整が必要 |
| 治療方針 | 最初5年ほど使っていた入れ歯が、食事中に割れた。 通常、入れ歯の金具はシルバーだが、前歯の 入れ歯なので目立たないようノンクラスプの入れ歯にした。 裏側(舌側)の材料は金属にして強度あるものに。 |
| 特記事項 | もともと右下3と4にシルバーの被せ物が入っていたが、 高さを低くして入れ歯を上から被せるようにして作製した。 現在も問題なく使えている。 |
| 担当者所見 | 金属床にすると、保険診療内ではできないため費用が高額に なってしまったり、金属アレルギーの原因になったりします。 ですが、入れ歯を薄く作れるメリットがあります。 入れ歯が薄いという事は、その分、話しやすかったり、 口の中の違和感が少なかったりするメリットもあります。 |
| 術前 | 術後 | |
|---|---|---|
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術後 | ![]() |
| 年齢・性別 | 70代・男性 |
|---|---|
| 主訴 | 入れ歯とかぶせ物を綺麗に作りたい 右上1番2番 左上1~3番 |
| 治療内容 | 左上1~3番は仮歯に置き換えてから型どりをしジルコニアクラウンを付けた。 その後右上1番2番の部分入れ歯を作製した。 審美性をよくするために部分入れ歯の人工歯をジルコニアで作製した。 |
| 治療費 | 合計:528,000円 ・内訳 金属床 ノンクラスプ部分義歯:330,000円 ジルコニアクラウン:181,500円 仮歯:16,500円 (2025年1月現在) |
| 治療期間 | 1ヶ月 |
| リスク・副作用 | 前歯に強い衝撃が加わると割れたり入れ歯が壊れてしまう可能性があります。 |
| 治療方針 | 左上1番のクラウンに色を精密に合わせるため、入れ歯の人工歯をジルコニアで作製した。 |
| 担当者所見 | 色が揃っていて綺麗に出来上がりました。 今後は入れ歯と残りの歯を長持ちさせるために定期検診で通院していただきます。 |
| 術前 | 術後 | |
|---|---|---|
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術後 | ![]() |