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ラミネートベニアについて
の質問

質問

綺麗な歯

上の歯8本、ジルコニアクラウンを装着しています。

下の歯もジルコニアクラウンにしようかと思っておりましたが、下の歯は歯並びが良いのでラミネートベニアでもよいかな?と思っております。(10本)

そこで質問なのですが、
上にクラウンを装着した状態で、下にラミネートベニアを装着するのは問題ないのでしょうか。。(耐久性的に)

歯科医院に勤める友人に聞いてみたら、「割れちゃうと思う」と言われましたが、やはりそうなのでしょうか。

あまりクラウンとラミネートベニアの組み合わせをしている人が居ないので、、体験談があればとても嬉しい
です。

回答

綺麗な歯

結論から言うと、上の歯がジルコニアクラウンの場合、下の歯にラミネートベニアを装着すると割れやすいです。

上の歯にジルコニアクラウン、下の歯にラミネートベニアの場合、下の図のように噛み合わせの力がかかる部分にポーセレンのチップがくることになります。これは過剰な圧力が加わることになるため、ベニアが外れやすくなったり、割れてしまったりする可能性が高いです。
このため、当院では下の歯へのラミネートベニアはおすすめしていません。

ラミネートベニアを咬合させる場合、上の前歯の表面にラミネートベニアを行い、裏側の面はご自身の歯で噛み合わせる方が、接着したラミネートベニアが割れたり、外れたりするのを防ぐことができます。

今回のケースでのメリットと
デメリット

綺麗な歯 質問者様の口腔内がどういう状態か、噛み合わせ等も見ないと正確には答えられませんが…考えられるメリットやデメリットを挙げていきます。

メリット

  • 神経が生きている歯を削る量が少なくて済む
  • 通院回数が2、3回で済むため、忙しい方でも前歯のお悩みを短期間で治療できる
  • 歯の表面のエナメル質を削って接着させる治療のため、治療中の痛みが少ない

デメリット

  • 上のジルコニアクラウンと透明感などが違うため色味、色調が合わない
  • ラミネートベニアはポーセレンのため、ジルコニアと強度が異なり破折(割れる)リスクが
    高い
  • 睡眠時の歯ぎしりや、お仕事やスポーツなどで食いしばりが強い場合、過剰な圧力がラミネートベニアの切縁にかかり、補綴物が歪んで小さなチッピング(欠け)や破折が起こる可能性がある

ラミネートベニアの適応範囲

ラミネートベニアは、前歯の審美的なお悩みをお持ちの方にお勧めの治療方法です。通院回数も少なく済むためお忙しい方も短期間で治療を行うことが可能です。

治療に適していない人もいらっしゃるので、まずは適応範囲についてご説明いたします。ラミネートベニアは下記のような症例に適しています。

  1. 歯間離開:前歯の間に隙間がある状態。
  2. 矮小歯:先天的に葉の大きさが小さい。特に前から2番目の歯に見られることが多い。
  3. 歯冠破折:外傷によって歯が欠けて
    いる。
  4. 着色、変色:ポリッシングやホワイトニングでは綺麗にならない重度の着色や
    変色
  5. テトラサイクリン歯:抗生剤のテトラサイクリンを幼少期に摂取した場合の帯状の変色

上記のような症例に対して、歯を一層削ってセラミックのチップを接着させるのが、ラミネートベニアです。

右上1番にラミネートベニア、左上1番にジルコニアボンドクラウンをセットした
症例

綺麗な歯

ラミネートベニアが向いていない症例

  1. 歯ぎしりをする方
  2. 力仕事など食いしばりがある方
  3. 切端咬合(上下の前歯が噛み合う際に、歯の切縁同士で当たる咬合のこと)の方

過剰な負担がかかる症例の場合、ラミネートベニアのチップが外れやすかったり、割れたりするリスクは非常に高くなります。このような場合、全体的に覆うジルコニアタイプのクラウン(被せもの)の方が耐久性は高くなります。

ジルコニアボンドクラウンを装着した症例

綺麗な歯

歯の色味が気になっているのであれば、ホワイトニングが
おすすめ

下の歯の審美面でお悩みの内容が、歯のお色味であれば、ホワイトニングがお勧めです。歯の形を変えたいのであれば、ラミネートベニアではなくクラウン(被せ物)にすることをお勧めします。

しかし、生活歯(神経が生きている歯)をクラウンにするのは歯を削る量も多くなりますので、歯並びに関して問題がないということであれば、ホワイトニングで見た目を綺麗にするのが1番良い方法だと考えられます。

一度削ってしまった歯は元には戻りません。下の歯でラミネートベニアにして取れたり割れたりして失敗してしまった場合、やり直す際には耐久性を考えるとクラウンにするしか無くなってしまいます。

しかし、ホワイトニングであれば、希望の白さまで何度か歯科医院でホワイトニングを行う(オフィスホワイトニング)か自宅でジェルとトレーを使い患者様ご自身で行う(ホームホワイトニング)だけで見た目は綺麗になります。
歯並びや歯の形が気になっていないのであれば、まずはホワイトニングを行うことをお勧めします。

ホワイトニング症例

綺麗な歯