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歯ぎしりやくいしばり

みなさんこんにちはー!!\(^^)/☆☆☆
杉並区の久我山駅前歯科です!
みなさんは眠っているあいだの歯ぎしりについて意識したことはありますか?
今日は歯ぎしりやくいしばりについてのお話をします!

歯ぎしりやくいしばりは共通して、ご自身では自覚しにくい症状です。

朝起きた時になんとなく顎が重い、こめかみや口が疲れていると感じる場合は眠っているあいだに歯ぎしりをしている可能が高いです。
歯がすりきれていたり、歯ぐきが下がってしまい、虫歯じゃないのにしみたりという知覚過敏の症状もあります。
顎にも負担がかかりますので、顎関節症になりやすくなったり、歯周組織にも影響も与えます。歯や歯ぐきに負担がかかり、歯を支える骨にも負担がかかります。歯がグラグラしてしまうほどのダメージを与えかねません。

くいしばりの種類

グラインディング

上下の歯をこすりあわせる。よく皆さんが想像する歯ぎしりがこれです。これは歯の広範囲が摩耗してきます。

クレンチング

垂直の噛み締め。本人が無自覚でかなり強い力が歯にかかっています。

タッピング

上下の歯をカチカチと噛み合せる。これはあまり多くはないケースです。
夜寝ているあいだにグラインディング、昼間起きている時はクレンチングの両方がある場合は一日中歯に負担がかかっている状態です!!
通常人の上下の歯は離れていて、接触するのは1日で約18分です。食事や発話の時以外は離れています。リラックスした状態で前歯は1〜2ミリ、奥歯で0.5〜1ミリ開いています。

TCHとは??


TCHとは歯列接触癖のこと。上下の歯を無意識に噛み合せる癖のことです。
TCHの人は4〜5人に1人と言われています。
以下の項目に1つでも当てはまればTCHの疑いがあります。

1. 上下の歯が噛み合っている

2. 前歯だけ接触している

3. 奥歯だけ接触している

4. 上顎に舌全体が付いている

5. 口を閉じ、歯を離すと違和感

6. 口を閉じ、歯をつけると違和感

7. 舌のふちが歯の形でギザギザ

8. 頬の内側に白い線がある

顎関節症の患者の8割はTCHです。
そして腰痛や肩こり、うつ病の原因にもなると言われています。

どんな時に接触やくいしばりが起きるのか?

・ストレス
・パソコン
・集中作業
・ゲーム
・緊張するとき

治し方

根本的な治療法はありません。
寝ている間はマウスピースをつけることをおすすめします!
歯の接触を減らすには、起きている時に「歯を離す」ことを意識してみましょう。

1. 上下の歯を噛み合せ、筋肉や顎の関節に負担がかかっていることを意識

2. 冷蔵庫やパソコン、電話など目につくところに張り紙をする(リラックス、顔の力を抜く、歯を離す!など)

3. 歯が接触したら離す癖をつける

もし、噛み締めたら思い切り息を吸って肩を上げて、一気に口から吐き出し肩をおろし脱力すると効果的です!

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