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歯の詰め物がとれた時の対処方法と詰め物を付けた後しみる理由

【歯の詰め物がとれた時の対処方法】

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銀歯などをつける治療してから長い時間が経ってしまうと銀歯がとれてしまうことがあります。

原因は、接着剤の劣化や銀歯の下が虫歯になっているため、また銀歯が歯にあわなくなってしまったからです。

銀歯が取れてしまった場合、その銀歯を再度付けることができる場合もありますが、作り直しが必要な場合もあるので、歯医者さんに電話して、予約をとりましょう。

その際に、取れた銀歯の有無や痛みがあるかを伝えるとスムーズです。

銀歯が取れてしまった時に、自分で接着材を使って銀歯を戻したり、そのまま元の状態にはめておくことはやめておいたほうが良いです。

家にある接着剤でつけてしまうと隙間ができて虫歯ができてしまったり、接着剤を取る際に歯も削らなくなってはいけなくなってしまいます。

また、そのまま元の状態に戻すと、誤って飲み込んでしまったり、浮いた状態で噛むことで歯が欠けてしまったりすることがあります。

詰め物が取れてしまった時は、自分で接着剤を使って付け直したり、そのままはめたままにせず、取れた銀歯は容器等に入れて保管をしてください。

また、銀歯が取れてしまった時に、気づかず飲み込んでしまう場合があります。

銀歯を飲み込んだ場合、特に人体に影響はないそうです。

一般的には飲み込んだ銀歯は小さいものなので、便と混じって体外に排出されます。

しかし胃のむかつきや腹痛、お腹のあたりに違和感があるようでしたら、内科を受診したほうが安心です。

また妊娠をしている女性が銀歯を飲み込んだ際も、今まで銀歯を飲み込んでその後胎児が奇形児になった事例はありません。

銀歯の成分は飲み込むことも考慮され人体に影響のない物質を使っているので、 特に飲み込んでいつもと違うそんな感覚がなければ、問題はないので、歯医者へ行き新しい詰め物を作ってもらいましょう。

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また、銀歯が取れてしまってから長期間そのままにしておくのもよくありません。

1~2週間くらいは問題ないのですが、だいたい1ヶ月経つと初期虫歯が始まります。

銀歯の下が虫歯になって銀歯がとれてしまった場合はもっと進行がはやいです。

そして、だいたい3ヶ月くらい経つと、歯に穴があいてしまうことがあります。

痛みが出てくる可能性もあり、その場合は神経治療の必要があります。

半年くらい経つと、歯が欠けてしまうこともあります。

歯が欠けてしまうと歯を抜かなくてはいけない可能性もでてきます。

なので、銀歯がとれてしまったときは、痛みなどがなくてもはやめに歯医者さんを受診しましょう。

【詰め物をつけたあとなぜしみるの?】

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銀歯の治療後、歯がしみる原因についてお伝えしたいと思います。

虫歯の治療をして、銀歯を詰めたのに歯がしみたり、痛みがでたりしたことはありませんか?

治療する前はなんともなかったのに、逆に痛みが出て不審に思ったことがあるかたもいるかもしれません。

まず、銀歯は金属のため、プラスチックやセラミックなどと比べ、冷たいもの、熱いものの刺激が神経に伝わりやすく、銀歯をつけたあとにしみることがあります。

1~2週間程度で徐々に落ち着いてくることが多いです。

また、虫歯を削ったことで、一時的に銀歯と歯の神経とが近くなるため、詰め物をつけてすぐはより痛みを感じやすくなっています。

しばらくすると、神経と詰め物の間に第二象牙質という組織ができてくるので、徐々に痛みを感じにくくなってきます。

次に、虫歯の治療時の話になりますが、歯の神経は麻酔をする、歯を削る、金属を付けるときに乾燥させるといった治療でダメージを受けます。

いわば疲れた状態になっています。

金属を付けた後にもそのダメージを回復するのに時間がかかる為、しみることがあります。

一般的には1週間程度で落ち着いてきますが、個人差があり、人によっては何か月、何年もかかる場合があります。その間は出来るだけしみる歯に冷たいものが当たらないようにしてあげてください。

くれぐれも痛むかな?と試しによりしみるものを食べたり、固いものを噛んで刺激をおくったりということはやめてください。

痛みがとれない場合は神経の治療が必要になる可能性もあります。

以上が、銀歯をつけたあとに歯がしみる主な原因になります。

詰め物をつけたあとは、2~3日様子をみて、痛みがとれないようなら担当の先生に相談することをおすすめします。

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