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歯茎から出血したら歯周病かも!?

歯周病の原因

歯周病の原因について説明します。

歯垢(プラーク)という歯についた汚れに細菌が付き繁殖した状態の細菌の集まり、この細菌の集まりが毒素を作りだし、歯茎に炎症が起こり歯周病につながります。
このプラークが出来る原因は磨き残した汚れ、汚れが固まった状態の歯石です。

プラークが付きやすいのが、歯並びが悪い方、かぶせ物が歯に合っていない方です。
上記のような場合は歯ブラシが難しく磨き残しが多くなりおこりやすくなります。
他に口呼吸や歯ぎしりをされる方、喫煙、ストレス、食生活が原因の場合もあります。

口呼吸をすると乾燥して歯垢がたまりやすく、歯ぎしりをすると歯や歯ぐきに強い力がかかり、炎症が起こりやすくなります。

喫煙は、血管が収縮し、歯ぐきの血行が悪くなり歯周病への抵抗力を弱めてしまいます。

ストレスが多いと生活習慣が変わることにより歯ブラシの習慣も変わることがあります。また、ストレスが原因で体の抵抗力が弱まり、歯周病が悪化しやすくなることもあります。

不規則な食生活や栄養バランスの欠いた食事をしていると、体だけでなく歯や歯ぐきにも悪影響を及ぼします。また甘いもの、やわらかいものは歯につきやすく、歯垢が増える原因となります。

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歯周病の出血を防ぐ方法

①自宅で行う方法

・柔らかい歯ブラシで、歯と歯茎を磨く
・殺菌作用のある歯磨き粉を使う
・刺激の強い洗口剤は使わない(殺菌作用のある洗口剤を使う)
・デンタルフロスを使う

②歯科医院で行う方法

・歯科医院でブラッシング方法を学ぶ
・クリーニングを行い、汚れや歯石を取る

歯科衛生士がおすすめするおすすめの歯磨きの方法

歯みがきの方法にはいろいろあります。虫歯予防に効果があるとされているもの、
歯周病に効果があるとされているものなど方法はさまざまです。
ここでは、歯ブラシの一般的な方法とされている2種類、『バス法』と『スクラビング法』を紹介します。

『バス法』

『バス法』とは一番磨きにくい、歯と歯ぐきの境目を積極的に磨く方法です。
歯周病予防に効果があると言われてます。

『バス法』は、歯と歯ぐきの間に45度くらいの角度で歯ブラシを当てて、歯と歯ぐきの隙間に歯ブラシの毛先を入れ込むような形で歯1本ずつを細かく振動させて磨きます。
歯と歯ぐきの間の歯垢(プラーク)を取り、歯ぐきをマッサージするように磨きましょう。

point!
45度の角度をつけて斜めに。
歯と歯ぐきの境目に歯ブラシの毛先が入るようにブラッシング

『スクラビング法』

『スクラビング法』とは歯の表面の汚れを落とすために効果的な方法です。
歯ブラシの毛先を歯の面に90度直角に当てて小刻みに横に振動させながら歯を1本ずつ磨きます。
『スクラビング法』は慣れると簡単で、ムシ歯になりやすい歯と歯の間はもちろん、歯と歯ぐきの境目や奥歯の溝もキレイに磨けてムシ歯の予防ができます。
内側を磨く時もなるべく90度の角度で歯の面に当てるように磨きましょう。

Point!
90度の角度でまっすぐ歯の面に当て、小刻みに横に振動させてブラッシングしましょう。
内側も90度の角度で!

歯ブラシのポイント

・歯ブラシの持ち方は、エンピツを持つように。エンピツ持ちだと力が入りすぎず、丁度いいブラッシング圧で磨けます。
・歯の『表面』『裏側』『かみ合う面』と順番を決めて磨くと、磨き残しが少なく磨けるので効果的です。
・歯ブラシを大きく動かさず、小さく動かしましょう。
・鏡を見ながら磨くと、今どこを磨いているのか確認しながら磨けるのでオススメです。

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