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入れ歯は、歯を失った部分を補い「噛む」「話す」「見た目を整える」ための大切な治療法です。
しかし、使い方やお口の変化によって、トラブルが起こることがあります。
ここでは、特に多い「見た目」と「機能面」のトラブルを分かりやすくご紹介します。
部分入れ歯の場合、金属のバネが前歯にかかると、笑ったときに銀色が目立つことがあります。
→ 対策:見た目が気になる方には、金属のバネのない「ノンクラスプデンチャー」がおすすめです。
自費診療になりますが、自然な見た目で周囲に気づかれにくい入れ歯が作れます。
ノンクラスプデンチャーを作るときは、補綴歯科学会の治療ガイドラインに沿って作っている歯科医院を選びましょう。久我山駅前歯科は、ガイドラインに沿って設計・製作しております。
人工歯や歯ぐき部分の色が周囲の歯と合っていないと、少し不自然に見えることがあります。
→ 対策:自費の入れ歯では、歯の形・色・透明感まで細かく再現することができます。
事前に鏡を見ながら相談し、自然に仕上げます。保険の入れ歯では、既成の色の歯を使いますので、細かいところまで再現するのは困難です。
当院では、自費治療の入れ歯を作る患者さんでは、歯のあった頃の写真を持ってきて頂く事もあります。当時の歯並びを写真から読み取って、歯並びを作るので、気に入ってくださる患者さんが多いです。
合っていない入れ歯を長く使うと、口元が下がったり、しわが増えることがあります。
→ 対策:フィット感を改善する調整や、かみ合わせを再設定した新しい入れ歯で解消できる場合があります。
歯ぐきとの間にすき間ができたり、強く当たる部分があると、痛み・傷・口内炎が起こることがあります。
→ 対策:痛い部分を削るなどの微調整で改善可能です。
我慢せず、早めにご相談ください。
あごの骨がやせたり、唾液の量が減ると、入れ歯が浮く・ずれることがあります。
→ 対策:「裏打ち(リライニング)」という方法で内面を補正して再フィットさせることができます。
入れ歯と歯ぐきの間にすき間ができると、食べかすが入り込みやすくなることがあります。
→ 対策:調整または「裏打ち(リライニング)」、新製作で密着性を高めることで解決できます。
食後の入れ歯清掃も大切です。
装着直後は舌の動きに慣れず、「サ行」「タ行」などが言いにくくなることがあります。
→ 対策:慣れるまで数日〜数週間で改善することが多いですが、形を少し修正して発音を助けることも可能です。
新聞や本を音読したり、練習した方が早く慣れます。1か月経っても発音しづらい場合は、入れ歯の形態自体に問題があるかもしれません。当院にご相談ください。
歯を失った所に、歯を入れる方法には、
①入れ歯
②ブリッジ
③インプラント
という方法があります。
それぞれの特徴や、向き不向きについて理解した上で、失った歯を補う方法を選びましょう。
歯ぐきの上にのせる人工の歯です。金具や吸着力で安定させて、自分で取り外してお手入れします。
あごの骨にチタン製の人工の歯根を埋め込み、その上に人工の歯を装着する治療です。
天然の歯に近い見た目と噛み心地が得られます。
患者さんのご希望・お口の状態・全身の健康状態・年齢などによって、最適な方法は異なります。
また、歯科医師の技術によっても出来る症例が異なります。
久我山駅前歯科・矯正歯科では、日本補綴歯科学会認定の補綴専門医が、入れ歯・ブリッジ・インプラントを含めたすべての選択肢から、あなたのご希望に最も合う治療をご提案できます。
補綴(ほてつ)専門医とは、インプラント・入れ歯・ブリッジの専門医です。
「どれが良いのか分からない」という方も、まずはお気軽にご相談ください。
一緒に、快適に噛める方法を考えていきましょう。
入れ歯(義歯)には、保険適用可能なものと、自費診療で製作するものがあり、それぞれ装用感や見た目が異なります。
実際に入れ歯(義歯)を製作してから後悔しないために、違いについて理解しておきましょう。
| 保険 | 自費 | |
|---|---|---|
| 素材 | ・総入れ歯:レジン ・部分入れ歯:レジン 金具は金属。 |
・総入れ歯:レジン+金属(薄く作れて違和感が少ない。壊れにくい) ・部分入れ歯:レジン+金属(薄く作れて違和感が少ない。壊れにくい) 金具は金属ではなく目立ちにくい。 |
| 見た目 | ・総入れ歯:一般的な歯並び ・部分入れ歯:一般的な歯並び 金具は金属。前歯に金具を付ける時は目立つ。 |
・総入れ歯:こだわった歯並びにも出来る (歯があった時の写真に似せたり出来る) 金具は金属ではなく目立ちにくい。 |
| 費用 | 保険が適用される。 1割~3割負担で数千円~1万円台程度。 |
素材や設計により異なりますが、10万円〜数十万円が相場。 その分、快適さ・見た目・耐久性に優れます。 |
| 寿命 | プラスチック素材のため、すり減りや変形が起こりやすく、3〜5年ほどで作り直しが必要になることがある。 | 強度が高く変形しにくいため、長期間(5〜10年以上)快適に使用できることが多い。 |
| 完成までの 時間 |
工程がシンプルなため、1か月程度で完成します。 | 型取りや、かみ合わせ調整を丁寧に行うため、1〜2か月ほどかかる場合があります。 |
入れ歯は、歯科医師が設計し、歯科技工士が実際に作ります。「誰が作るか」によって、仕上がりの精度が大きく変わります。
保険診療では、使用できる材料や製作工程に制限があるため、大量に入れ歯を作る一般的な技工所で製作されることが多いです。
作業時間が限られるため、どうしてもフィット感やかみ合わせの細かさに差が出やすくなります。
当院では、入れ歯専門の技工士と連携し、患者さん一人ひとりの口に合わせて精密に製作します。
歯科医師と技工士が密に連携し、かみ合わせ・見た目・装着感を何度も確認しながら仕上げるため、完成度が非常に高くなります。
歯を失った部分の治療や、被せ物・詰め物などを扱う分野を「補綴(ほてつ)」といいます。
具体的には、インプラント・総入れ歯・部分入れ歯・ブリッジ・差し歯・クラウン・インレーなどが対象です。
全国に約10万人いる歯科医師のうち、「補綴専門医」は、わずか約1,200名(全体の約1.2%)しかいません。
私はその1.2%にあたる補綴専門医として、難症例にも数多く対応してきました。
こんな方の治療が得意です:
私は東京医科歯科大学(現・東京科学大学)歯学部卒業後、同大学大学院で部分入れ歯を専門に研究しました。
国内外の学会発表や、国際学術誌への論文投稿を経て、歯学博士の学位を取得。
大学院で培った理論と臨床の両面から、「痛くない・外れにくい・噛める」部分入れ歯の提供に努めています。
日本補綴歯科学会 元会長・岩手医科大学名誉教授 故 田中久敏先生に師事し、総入れ歯の基礎から臨床まで徹底的に学びました。田中先生の教えは、診療だけでなく、技工操作(技工作業)まで歯科医師自身が行うのが特徴です。
これらすべてを自ら行い、田中先生の直接の指導を受けて仕上げていました。
その経験を通して、患者さま一人ひとりに合った“噛める入れ歯”を提供する技術を身につけました。
入れ歯で困っている事は、患者さんによって全く異なります。
「どんなことに悩んでいるのか」「どうなりたいのか」をじっくりお聞きし、複数の治療法を提示しながら、一緒に最適な方法を選ぶようにしています。
補綴専門医として多様な治療法を熟知しているからこそ、患者さんの希望と医学的根拠の両立を大切にしています。
インプラントと入れ歯のハイブリッド治療も行っています。
少数のインプラントを用いることで、入れ歯の安定性を高める「インプラントオーバーデンチャー」など、噛みやすく外れにくい最新技術を導入しています。
インプラントにも入れ歯にも精通している補綴専門医だからこそ、両方の長所を生かした最適な治療をご提案できます。
入れ歯は、1本の入れ歯から14本の総入れ歯まで、様々な形があります。また、残っている歯の支える力も様々です。本数が少ない入れ歯(1本〜4本くらい)では、どんな歯医者さんで作ってもらっても、合わないということは、あまり無いように思われるかもしれません。
しかし、入れ歯の本数が多くなってくると、治療の難易度が上がってきます。そういう時は、入れ歯の症例をたくさん診ている先生に相談してみると良いでしょう。
ホームページやSNSで症例を載せている歯科医院も多いので、参考にしてみると良いと思います。
久我山駅前歯科・矯正歯科には、これまで多くの入れ歯の患者さまにご来院いただいています。
「ここにしてよかった」と言っていただける理由は、専門性の高さと、やさしさを大切にした診療だと思います。
当院の院長は、歯を失った部分の治療(被せ物・ブリッジ・入れ歯・インプラント)を専門とする日本補綴歯科学会の専門医です。専門医として、見た目・噛み心地・長期的な安定性まで考えた入れ歯づくりを行っています。
「入れ歯が合わない」「噛めない」とお困りの方も、専門的な、かみ合わせ診断と治療技術で、快適な生活を送れるようにサポートします。
入れ歯は、設計だけでなく技工士の技術で仕上がりが大きく変わります。
当院では、経験豊富な入れ歯専門の技工士と密に連携し、患者さまの模型や写真、かみ合わせデータをもとに、一人ひとりの口に合わせたオーダーメイドの義歯を製作しています。
院長と技工士が直接打ち合わせを行い、「見た目」「噛みやすさ」「外れにくさ」を追求しています。
「保険でできる範囲」「自費でより快適にできる方法」など、それぞれのメリット・デメリットをわかりやすく説明します。無理に高額な治療を勧めることはありません。
「費用」「期間」「見た目」など、納得して選んでいただけるよう、丁寧にご相談いたします。
入れ歯は1本単位の治療ではなく、お口全体のバランスを見ながら設計することが大切です。
当院では、半調節性咬合器(かみ合わせを再現する機械)を用い、人工歯排列を行える歯科医師が、上下のかみ合わせ・顎の動きを正確に分析して製作しています。
噛みやすいだけでなく、顔のラインや発音の自然さまで考慮した入れ歯づくりを行っています。
京王井の頭線 久我山駅徒歩すぐの立地。平日・土曜も診療。完全予約制で待ち時間が少ないです。バリアフリー対応・車椅子のままでも診療可。
さらに、入れ歯をお作りした後も定期的にメンテナンスを行い、長く快適に使っていただけるようサポートしています。
「入れ歯づくりは、“技術”と“思いやり”の両方が大切です。患者さまが“もう一度しっかり噛める喜び”を感じられるよう、丁寧に時間をかけてサポートいたします。」
— 久我山駅前歯科・矯正歯科
院長 白須健一郎
(日本補綴歯科学会専門医・歯学博士)