みなさんこんにちはー\(^^)/☆☆☆杉並区の久我山駅前歯科です!!
前にもお話したことがありますが、喫煙についてのお話を改めてさせていただきます!2020年東京オリンピック・パラリンピックに向けて、受動喫煙防止対策の強化がきたいされており、喫煙の健康影響とタバコ対策の重要さについて普及啓発をいっそう推進する必要がでています。
厚生労働省では、2016年にタバコによる喫煙者本人への影響として、歯科疾患のとの因果関係の評価を行いました。
と判定されています。
レベル1・・・科學的証拠は、因果関係を推定するのに十分である。
レベル2・・・科學的証拠は、因果関係を示唆しているが十分ではない
詳しく見てましょう。
喫煙は確立された頭頸部がんの原因の1つです。タバコ煙が直接曝露される扁平上皮に由來するとがんがほとんどです。
また、多くの研究で喫煙者の航空・咽頭上皮でがん化する前段階においても、遺伝子変異が生じていることが報告されています。
喫煙は歯周病の最大の危険因子です!
日本歯周病學會により歯周病分類システムでは、歯周病のリスクファクターとして喫煙関連歯周炎の病名があります。
※喫煙者特有の歯周病初見
生後4ヶ月の乳児の受動喫煙のむし歯リスクをおよそ2倍に増加させ、家庭內に喫煙者がいる場合でもおよそ1.5倍に増加しています。
これは受動喫煙による唾液の量や成分の変化がむし歯のリスク増加の原因である可能性について示唆しています。
なお、妊娠中の母親の喫煙と子供のう蝕の間には統計學的に有意な関係はないそう。
受動喫煙による小児へのう蝕発症リスク
歯科インプラント治療では、
喫煙者へのインプラント19836本のうち1259本が失敗(6.35%)、
非喫煙者へのインプラント60464本のうち1923本は失敗(3.18%)している。
また、喫煙をしていると1年未満のインプラントの脫落リスクが約2倍に上がるという報告もあります。
これらは喫煙によって歯肉の血行不全による免疫能の低下が起こり、細菌感染が起こりやすくなることが考えられます。
現在または過去喫煙者で1日21本以上吸うグループは、非喫煙者グループにくらべて9本以上歯を失うリスクは約2倍以上となっています。また喫煙年數が最長のグループのリスクは、現在喫煙者(46年以上)では非喫煙者グループの2倍、
過去喫煙者(31年以上)では3倍となっています。
現在喫煙者でも過去喫煙者でも、9倍以上の歯を失うリスクを喫煙本數別、年數別に比べると、いずれも喫煙本數が多くなるほど、リスクが高くなるという傾向が確認されています。
喫煙はやめるといいことばかり!
禁煙は難しいかもしれませんが私達も応援しています。