歯ぎしりの音を聞いたことがある人は多いと思います。 歯ぎしりとは、寝ている間に無意識的に歯をこすり合わせている症状のことです。
歯ぎしりは、大きく分けて3種類に分けらます。 どのタイプの歯ぎしりでも、寝ている間、歯に大きな力が加えられています。 この力は想像以上に大きなもので、歯が折れたり、欠けてしまう人もいる程です。
朝から顎が痛い場合や、口の周りが疲労している場合にも、歯ぎしりをしている可能性があるので、このような感覚がある場合には早めに歯科医で相談してみましょう。
また歯ぎしりの原因としては、一般的にストレスと言われています。 かみ合わせも影響すると言われているので、気になる場合には早めに歯科医師に相談してみましょう。
正常の歯 | 歯ぎしりする歯 | |
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歯ぎしりする歯 | ![]() |
歯ぎしりには、いくつかの種類があります。 一般的なタイプは、寝ている間に上下の歯を強く噛みしめ、左右にギリギリと鳴らしながらこする歯ぎしりです。 このような症状の場合、グライディングと呼ばれています。 この歯ぎしりの音は、隣で寝ている人が起きてしまう程、大きな音になることもあります。
寝ている間に無意識的に行っているので、本人は全く気づかない場合もあります。 朝の起床時から顎が痛む人は、歯ぎしりをしている可能性があります。
上下の歯を強く噛みしめるケースもあります。 このタイプの歯ぎしりはクレンチングと呼ばれます。 強い力で噛みしめているので、歯が折れてしまう事もあります。
一番少ないケースとしては、歯を上下にカチンカチンと噛むタイプの歯ぎしりがあります。 このような歯ぎしりは、タッピングと呼ばれます。 このタッピングでは、小刻みにカチカチカチと連続して音が聞こえ続けるような歯ぎしりをする場合もあります。