【歯科医が解説】親知らず、抜く?残す?正しい判断と対策とは。
あなたは、ご自身に親知らずがあるか、ご存知ですか?
親知らずとは、前歯から数えて8番目の一番奥にある歯のことで、10代後半〜20代前半にかけて生えてくることが多い歯です。
しかし、すべての人に必ず生えてくるわけではなく、また、まっすぐ正常に生えてくるとも限りません。歯ぐきの中に埋まったままだったり、斜めに生えてきたりするケースも多く見られます。
❗ 抜いた方がよい親知らずの特徴とデメリット
以下のようなケースでは、抜歯が推奨されることがあります。
🦷 親知らずの周囲に不潔域ができやすく、虫歯・歯周病が進行する
🦷 「智歯周囲炎」(親知らず周囲の炎症)により、腫れ・痛みが出ることがある
→ 炎症が咽頭や下あごに広がるリスクも
🦷 手前の第二大臼歯に虫歯ができる
🦷 親知らずが埋まっている場合、第二大臼歯の歯根を溶かす(吸収させる)恐れがある
→ 吸収が進むと、手前の健康な歯も抜歯が必要になることも
🦷 親知らずが押して歯並びを乱す原因になる
✔ 抜かずに残すメリットもあります
適切に生えている場合、親知らずには以下のようなメリットもあります。
✅ 手前の歯を失ったとき、ブリッジの支台歯として利用できる
✅ 歯牙移植(自分の歯を他の場所に移植)に使える可能性がある
📍 久我山駅前歯科では、専門医による親知らずの診療を行っています
当院では、毎月第1土曜日の午後に、東京医科大学病院口腔外科に所属する
日本口腔外科学会認定医・佐藤彩夏先生による診療を行っております。
これまで難しい抜歯は東京医科歯科大学(現:東京科学大学)や杏林大学へご紹介していましたが、現在は当院でも対応可能です!
抜歯が必要な場合は、必要に応じて事前にCT撮影を行い、歯や神経の位置を立体的に確認したうえで、安全に進めていきます。
🦷 親知らずのこと、気になったらまずはご相談ください
親知らずは、生え方や位置によって残すべきか抜くべきかが異なります。
何よりも大切なのは、ご自身に親知らずがあるのか、どのように生えているのかを知ることです。
親知らずに関して不安がある方は、お気軽に久我山駅前歯科・矯正歯科へご相談ください。
トラブルを未然に防ぐために、正しい判断とケアが大切です。
📞 03-5941-6670
8:30-13:00 14:00-17:00
休診:(水)(日)(祝)
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