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親知らず(智歯)抜歯後の
麻痺やしびれ

親知らず抜歯後

麻痺、痺れ

通常は親知らずを抜歯した後に異常が出ることはありませんが、まれに麻痺・しびれなど異変をきたすことがあります。

そこで、親知らず抜歯後の麻痺・しびれについての情報をご紹介します。

抜歯後の麻痺、痺れについて

異常の出るところ

親知らず抜歯後の麻痺・しびれが出るのは、舌、唇などです。

  1. 舌:
    舌の半分あるいは一部がしびれることがあります。舌の神経が損傷していますので、味覚も感じなくなります。抜歯の時の処置に問題があり神経を損傷してしまったことが原因です。
  2. 唇:
    下唇から下の皮膚にかけてしびれる場合があります。下あごの歯と唇の一部の神経が損傷しているため麻痺・しびれが出てきます。

いつまで続く

歯の神経を損傷していた場合には、安静にしていたとしても治りません。

親知らず抜歯後1~2週間経過しても麻痺・しびれが消えない場合には、治療を受けている歯科医院の先生に症状を話して相談するしかありません。ただし、このしびれは半年くらいで自然に治る人もいれば、数年しても治らない人もいます。

しこりができたらどうする

親知らずを抜歯した後にしびれが出るだけでなく、しこりのようなものができることはよくあります。通常は1カ月ほどで徐々にひいていきますので心配いりません。

セカンドオピニオン

麻痺・しびれがなかなか消えずに不安を感じるようでしたら、セカンドオピニオンを仰いでみるという方法もあります。私もいろいろな歯科医院へ通院した経験がありますが、先生によって言われることや治療法がかなり違う場合があります。

また、医療機器が古いところと新しいところでは治療法もかなり違ってきます。もしセカンドオピニオンを仰ぐのでしたら、最新式の医療機器のある病院へ行くことをお勧めします。