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歯周病の痛み

初期は自覚症状がない歯周病

歯周病の痛み

歯周病は、初期の自覚症状がありません。 特別な強い痛みもなく、特に何も感じないまま、歯周病が進行して行きます。

初めて小さな異変を感じるタイミングは、歯磨きによって気づくことが多いと言われています。 歯磨きをする際、特に力を入れたわけでもなく、いつも通りに歯磨きをしているだけで、歯茎から血が出たり、歯ブラシの先に血が付くようなことが起こります。

このような段階で歯科医院へ行けると良いのですが、大抵、様子を見ようと考えてしまい、状況経過を見ながら過ごす期間が長くなります。 この経過観察期間が長くなればなるほど放置してしまう事になり、その分、症状を悪化させてしまいます。

歯茎の出血と腫れ

歯茎から血が出るような症状が続くと、常に歯茎が腫れ、痛みを感じるようになります。 このような段階でも、歳のせいにしたり、体力の低下と考えて放置してしまう人が多く見られます。 慢性的に歯茎が腫れるようになると、歯磨きの時以外でも血が出るようになります。

ものを食べたり固いものを噛み砕く時に、出血したり、歯が揺れるような感覚や痛みを感じます。 慢性的に炎症を起こしている部分では、些細なことでも衝撃になり、痛みが感じられます。 このタイミングになって、ようやく歯科医院へ行く人が多いようですが、歯周病の症状としては、この段階では、かなり進行して悪化した状態です。

見た目だけでは判断できない

外から見ると歯茎が腫れているだけのように見えますが、歯茎の内部では、歯を支える骨まで溶けて破壊されています。 歯を支える大切な骨が溶け始めているので、力強く噛む度に歯が揺れ、その衝撃で痛みを感じます。 歯周病治療には、早期治療が一番重要です。

歯茎の出血や痛みを感じた時点で、できる限り早めに治療を始めましょう。