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虫歯の治療

虫歯治療の流れ、
虫歯の進行について

歯のクリーニング

最初は問診です。痛みに関して、いつから、どのように痛むのかを伺います。 それから口腔内を見て、歯を軽く叩いたりして虫歯の反応を触診します。

レントゲン撮影は、顎全体を1枚で撮るパノラマ撮影と、個々の歯を撮るデンタル撮影があります。 歯に微かな電流を通す歯髄診断器で、歯の神経の状態を調べることもあります。

虫歯の進行段階

虫歯が歯の表面エナメル質を浸食(C1)、その奥の象牙質を浸食(C2)、さらに奥の歯の神経へ(C3)、最後は歯根へ(C4)という進行段階によって治療方法は異なります。

C1段階

C1

例えば、C1段階で、薄褐色斑点程度の小さな虫歯の場合、虫歯を削り、その部分に歯と同色のプラスチックを流し入れて
終了です。

C2段階

C2

C2段階に入り、虫歯の黒い穴があくと、虫歯を削り、歯型を取り、削った穴を仮のつめ物で塞ぎます。 2回目の治療時に仮のつめ物を外し、歯型に合わせて作ったつめ物を装着します。かみ合わせを調整して終了です。

C3段階

C3

C3段階に入っていると、虫歯が歯の神経に触れていますから絶えず歯痛に悩まされます。 この場合、歯の神経を抜く治療になります。

虫歯を削り、歯の神経を器具で除去し、消毒します。 炎症の度合いにより、消毒回数は異なります。

痛みが消えたら神経除去完了となり、続いてクラウン(差し歯、かぶせ物)の土台を作ります。 歯の形を整えて歯型を取り、後日クラウンをはめたら終了です。

C4段階

C4

虫歯が奥深く歯根まで進んでしまう最終段階C4では、歯はぼろぼろの状態なので、抜歯に至る場合が多いです。 抜歯後の選択肢としては、ブリッジ、部分入れ歯、インプラントがあります。

歯はいったん虫歯になると、治療しないかぎり、自然に治ることはありません。 早期発見、早期治療をすれば痛い思いをせずに済み、治療は簡単です。