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ブラキシズム

ブラキシズム=歯ぎしり

日本では、一般的にブラキシズムは歯ぎしりとして認識されています。歯ぎしりは、人によって様々な症状が見られます。一つの歯ぎしりの動きが継続的に繰り返される人もいますが、人によっては、いくつかの歯ぎしりの種類が組み合わさるような複合的な症状が見られる場合もあります。

また人によって、就寝時間中に歯ぎしりをする頻度も全く違います。 多い場合は、寝ている間に継続的に歯ぎしりを何度も繰り返します。 このような人の場合には、歯や顎、口元の筋肉等に大きな影響を与えています。

男の人の場合には、噛む力も強いので、歯が欠けたり、折れるような場合があります。比較的短時間の歯ぎしりでも、歯には強い力が加わり、顎や歯を傷めてしまう可能性があります。

無意識に行うブラキシズム

またブラキシズムは、就寝時間中の歯ぎしり以外にも含まれる症状があります。 目覚めている間でも習癖の一種として歯を動かしているような場合があり、このような症状もブラキシズムと呼ばれます。このような動作は無意識的に行う行為なので、就寝時間中の歯ぎしりと同様、全く認識していない人もいます。

このような場合、就寝時間中の歯ぎしりのように、目的もなく長時間歯を食いしばっていたり、歯をギリギリと力を入れてこすり合わせるような動きを繰り返します。誰でも口の中で上下に歯を噛みますが、ブラキシズムの場合、その継続時間や頻度がポイントになります。

歯や顎を傷めてしまう可能性

何も食べていない状態でも、力を入れて歯を噛み、ギリギリと上下左右に噛み続けているような場合には、ブラキシズムの可能性が考えられます。

このように昼間起きている間でも歯に力を加え続けているケースでは、その力で歯や顎を傷めてしまう可能性も高いので、単純な癖として考えずに気をつけましょう。