ホワイトスポットは虫歯の予備軍って知ってましたか?
歯に白い斑点!ホワイトスポットは虫歯の予備軍って知ってましたか?
歯の表面に白い斑点が見られることがありますが、これはホワイトスポットといわれるもの。
ごく初期の虫歯にも見られ、自然に治癒する場合もありますが、治療が必要になることもあります。
ホワイトスポットは虫歯というよりも、虫歯予備軍といったほうがいいかもしれないね。
そのままにしておくと、大きな虫歯になってしまうこともあるから注意が必要なんだ。
ホワイトスポットは、歯の表面に白いチョーク状になってついている斑点。
虫歯のごく初期の段階や
エナメル質の形成不全などです。
ホワイトスポットには2種類あって、ひとつは歯の生育中のエナメル質の石灰化異常によるもの。
こちらはエナメル質形成不全というもので虫歯ではないんだよ。
もうひとつは、歯の表面が酸にさらされて、表面のエナメル質に含まれるカルシウム分が溶けだし白濁してしまうもの。
これが初期虫歯といわれるものなんだ。
ホワイトスポットが虫歯になる理由
虫歯って、歯に穴があいてしまうものだと思っていました!
虫歯が進むと表面に穴があくけれど、ホワイトスポットは歯の表面が白いだけで穴はあいていない段階なんだ。
でも、脱灰しているからエナメル質が弱くなっていて、エナメル質の隙間から酸が歯の内部に入り込んでしまう。
そうなると歯の内部から虫歯になってしまうんだよ。
歯の中から虫歯になるんですか!
歯の中じゃケアできないような気もしますけれど…。
そもそも、脱灰の原因は口の中の酸。
歯の表面にプラークがついていると酸を出し続けて、ホワイトスポットができてしまうんだよ。
だから、まずは歯みがきをしっかりすることが大事だね。
ホワイトスポットがあると言われたらどうしたらいい?
できてしまったホワイトスポットはどうしたらいいんですか?
自己修復作用にまかせる場合と、虫歯の治療をする場合があるよ。
歯にはもともと、カルシウムなどが一時的に失われても、それを唾液から補充して修復する働きがあるんだ。口の中は食事のたびに酸性に傾くから、間食を控えて正しい歯みがきをすることである程度改善するんだよ。
ホワイトスポットケア用歯磨き粉というものもありますね。
即効性があるわけではないから、毎日の習慣にしていくことが大切だね。
歯の内部で虫歯が進行している場合は、その部分を削って詰める治療が必要になる。
放置すると大きな虫歯になってしまうから、早めに診てもらうといいね。
まとめ
茶色くなって穴があいているものだけが虫歯ではありません。
虫歯予備軍のホワイトスポットは、正しい歯みがきなど毎日のケアが必要です。
専用の歯みがき剤なども利用して、効果的にケアしていきましょう。
もし気になるホワイトスポットがあれば、歯医者さんでチェックしてもらうのも忘れずに。
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