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口腔内を健康を守る唾液の機能

唾液はどこからやってくる?

みなさんこんにちはーー(^^♪杉並区の久我山駅前歯科です!!

今日は唾液についてのお話をします。

唾液はどこからやってくる?

まずは、唾液がどこから出てくるか、みなさんご存知ですか?お口の中には唾液腺というだえきが出てくる管がたくさんあり、そこから唾液は出てきます。

唾液腺には大唾液腺と小唾液腺があります。

大唾液腺

大唾液腺は3つあります。

耳下腺
耳下腺から耳の前下方の顎の骨のあたり。これは唾液腺の中でも1番大きいものです。さらさらした漿液性(しょうえきせい)の唾液がでます。
顎下腺
顎下腺から左右の下顎角の内面(下あごの左右のでっぱりの内側あたり)。耳下腺の1/2の大きさでさらさらとねばねば両方の唾液が混ざったものが分泌。
舌下線
舌下腺から舌の下にある舌小帯の両わきの舌下小丘から分泌され、耳下腺の1/5の大きさ。ねばねばした唾液が出る。

小唾液腺

小唾液腺はお口の中の粘膜の結合組織中に腺体を持つ小腺で口唇腺、頬腺、舌腺などがあります。

唾液の分泌について

唾液の分泌について

唾液は、睡眠時など刺激がないときに分泌される「安静時唾液(非刺激唾液)」と、味覚刺激や、食物の連想などの刺激によって分泌される「刺激唾液」があります。梅ぼしなどすっぱいものを想像したときにでるのは刺激唾液ですね。

唾液の分泌量は、一般的に1000ミリリットルから1500ミリリットルと言われています(この値は様々な条件下で求められた値よりも大きく現実的には500ミリリットルから600ミリリットルと推定されています)。

唾液の分泌速度は、季節変動や日内変動があります。日内変動は、昼間にピークを迎え(高分泌期)、睡眠中はほとんど分泌されません。

睡眠中の分泌速度の著しい低下と口腔清掃不良は、プラークの蓄積を引き起こし、その結果虫歯や歯周病の発生につながります。

つまり、寝る前の歯みがきは一日の中で一番丁寧に時間をかけて行う必要があるということです。

唾液のpH

唾液のpHは6.2から7.6(平均6.7)です。pHは7が中性でそれ未満で酸性が強く、それより大きければアルカリ性が強いということです。

歯の表面は、pH5.5で溶け始めます。普段のお食事でもお口の中のpHは5.5以下に下がります。これは食べ物に含まれる糖をお口の中の細菌が分解し、酸を出すためです。

酸性に傾いたお口の中を、中性に戻すのが唾液の緩衝能です。緩衝能が高いほど、歯が酸によって溶かされる時間が短くてすみ、再石灰化しやすくなるので虫歯になりにくくなります。

久我山駅前歯科では最近唾液のpHを簡単に測れるものを導入しました\(^^)/。気になる方はぜひお声がけ下さいね!!

唾液の機能

唾液の機能

唾液には下記のように様々な働きがあります。唾液が分泌が口腔内の健康において非常に重要なことがよくわかりますね。

消化作用
唾液アミラーゼはでんぷんをデキストリンとマルトースに分解する。
潤滑作用
ムチン、高プロリンタンパク、水分などは、粘膜を滑らかにして嚥下や発音を円滑にする。
粘膜保護作用
ムチン、シスタチンSは粘膜を被覆して、乾燥を防ぎ、化学物質(酸、アルカリなど)や細菌の酵素の影響を緩和する。
味覚作用
唾液に溶解した飲食物の味物質が味蕾(味を感じる器官)に結合することで、味覚が生じる。味覚が生じることで、食欲、食欲消化酵素の分泌、消化管運動を亢進する。
排泄作用
体内に投与された薬物、化学物質、貴金属は、血中濃度が高い場合唾液中に排泄される。
水分代謝作用
体が脱水状態になると、唾液の分泌速度が減少する。その結果口腔乾燥状態になり、情報が伝達され、尿の生成を抑制し、飲水行動を促進する。
浄水作用
たべかすを洗い流す。
抗菌作用
唾液には細菌を殺菌する成分や、発育を抑制する成分が含まれる。
歯質保護作用
唾液のタンパク質や糖タンパク質は歯質にペリクルという薄い膜を作り、酸が歯を溶かすことを防ぐ。
緩衝作用
唾液には緩衝作用があり、酸やアルカリが加えられてもお口の中やプラーク中のpHが変動しにくい。唾液の緩衝作用に関与する主成分は重炭酸塩。
再石灰化作用
再石灰化とは、酸などによって歯質が溶けてしまった部分にカルシウムイオンやリン酸イオンが再沈着して、その部分が再び石灰化すること。

口腔乾燥症(ドライマウス)について

口腔乾燥症(ドライマウス)について

口腔乾燥症は唾液の質的な異常、または分泌の低下によって、お口の中が乾いた状態をいい、発話や嚥下に困難をきたします。

重症化すると舌痛、味覚障害、口渇感による夜間の睡眠障害を引き起こすことがあります。

口腔乾燥症(ドライマウス)の原因

唾液腺の機能低下(放射線療法、腫瘍、外傷、シェーグレン症候群)、神経伝達系の異常(薬の副作用、神経障害、加齢や食生活などのよる生理的なもの)、口呼吸などがあります。

そのほかに糖尿病、腎不全、ストレスなどがあります。

口腔乾燥症(ドライマウス)の予防

規則正しい生活、十分な睡眠、適度な運動、ストレスの除去、適切な食生活を心がけましょう。

また口呼吸の是正(口唇の閉鎖や鼻呼吸の促進など)があります。さらに唾液腺のマッサージも有効です!!お風呂などでゆっくり押してあげましょう。


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