全身疾患と歯科の関連性「パーキンソン病」

全身疾患と歯科の関連性「パーキンソン病」

みなさんこんにちはーー☆!!\(^^)/☆杉並区の久我山駅前歯科です!!
今日は全身疾患と歯科の関連性についてのお話「パーキンソン病について」です!

パーキンソン病とは?

パーキンソン病はとは、大脳半球の深部に存在する大脳基底核の1つである黒質が変性するために起こる病院です。発生頻度は人口10万人に対して約100人といわれています。

パーキンソン病は10年以上にわたりゆっくりと進行する疾患で、最終的にはADL(生活を営む上で不可欠な基本行動をさす、生活自立度)低下、寝たきりとなり、肺炎のため死に至ることもあります。

パーキンソン病とは、大脳半球の深部に存在する大脳基底核の1つである黒質が変性するために起こる病院です。

症状

振戦
手が周期的に震える)
筋固縮
筋の収縮に対して規則的な抵抗の変化を示す状態)
無動
動作が緩慢になり、動き出そうとしても時間がかかる)
姿勢・歩行障害
前屈姿勢となり、すくみ歩行や加速歩行などが現れる)

よく使われる薬

レボドパ含有製剤(ドパストン、ドパールなど)
振戦や筋肉の硬直を抑え、運動能力を改善するのにもっとも効果のあるくすり
ドパミン受容体刺激薬(パーロデル、カバサール、ドミン、ペルマックスなど)
ドパミン受容体に結合し、ドパミン伝達を促進させます。
ドパミンの補充(抗コリン薬)/トリへキシフェニジル(アーテンなど)
アセチルコリンの作用を遮断して振戦を軽減する効果があり、パーキンソン病の初期に使用されたり、後期にはレボドパの補助薬として使用されます。
ドパミンの分解抑制/ノルアドレナリン前駆物質(ドプスなど)
パーキンソン病で不足している、ノルエピネフリンを補充さる薬剤です。

くすりの副作用

副作用には、口、顔、腕、脚の不随意運動、悪夢、幻覚、血圧の変化などがあります。

レボドパの服用を5年以上続けると、薬がよく効いている期間と全く効いていない期間が急速に入れ替わる「オンオフ現象」とよばれる効果が、半数以上の人に現れます。

オンオフ現象では、数秒の間にかなり動くことから、重い障害状態へと急激に変化します。レボドパを服用くるたびに症状の軽快期間が短くなり、動けない期間と動ける期間が交互に現れるます。しかし、運動機能が良い状態のときでも、レボドパの服用による不随意運動(もがいたり、異常に活発に動く)がかなり増加します。

初期の頃は、低用量のくすりを頻回に服用すれば、これらの効果は抑制できますが、15年から20年経過すると副作用を抑えるのが難しくなります。

歯科で処方されるくすりとの相互作用

患者さんには、中枢神経系内のノルアドレナリン濃度を、上昇させる三環系抗うつ薬(トフラニールなど)やドパミン濃度を上昇させるレボドパ含有製剤(ドパストンなど)を処方されていることが多く、その場合にはアドレナリン添加リドカインは原則として2本までとされています。

歯科診療上の注意点と対応

歯科診療上の注意点と対応

  • パーキンソン病の患者さんは、動作をうまくコントロールすることができないため、急がすことはせず、動作が終了するまで待つことが必要となります。
  • 抑うつ傾向がある場合は、歯科治療に際しても消極的にならないように声かけが必要です。
  • 姿勢障害や加速歩行がある場合には、転倒に注意し、歯科ユニットへの移乗には介助や声かけが必要となることもあります。
  • パーキンソン病の65?100%に嚥下障害が出現するとの報告もあり、誤嚥性肺炎を起こさないように、治療中は唾液等の吸引を充分に行います。
  • パーキンソン病治療薬として抗コリン薬が処方されている場合は、唾液の分泌を低下させ、口渇を生じていることがあります。口渇が強く現れている患者さんが受診してきた場合は、診療前にお口の中に保湿剤を、貼付することをすすめるなど、症状の軽減に努めます。
  • つめものやかぶせものをつける治療の時は、急に動いたりしてしまうと誤飲の原因になったりするので、顔の向きや角度に注意を払います。
  • 歯を削るときなどに不随意運動で動いてしまうことがあるので、別のところにあたってしまったりしないように細心の注意をします。

スタッフの連携によって医療事故を防ぐことができます!!
歯科治療にも全身疾患との関わりがありますので、ご病気をお持ちの方はお気軽に相談してください。


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