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小児にみられる歯周疾患について

みなさんこんにちはー!!\(^^)/☆☆

今日は小児にみられる歯周疾患についてお話します。

歯周疾患はプラーク、細菌により発生する感染症で、小児の歯周疾患はほとんどが歯肉炎で、骨が溶けてしまう歯周病はきわめて少ないです。

小児の歯周組織

乳歯列期の歯周組織は弾力があり、血液循環がよく、外的刺激に対する応答が早いため、障害を受けにくく、仮に障害を受けても回復が早いのが特徴です。
歯周ポケットも浅いです。永久歯が生えてくる途中の歯周ポケットは深いですが、機能を営むようになると浅くなります。

歯肉炎

歯周疾患のうち、炎症が歯肉に限局し、歯を支える骨が吸収していないものを歯肉炎といいます。
小児における歯肉炎の発生頻度は、3歳で約33%、6歳で約42%と報告されています。
この歯肉炎は口腔内の不潔により引き起こされ、炎症の原因であるプラークがなくなると、元の健康な状態に戻ります。

単純性歯肉炎

小児における歯肉炎のほとんどがプラークの付着が原因で、不潔性歯肉炎と呼ばれることがあります。
ブラッシングや歯石除去を行うことによりプラークが除去されるとすぐに治癒します。歯が生えてくる際に歯ぐきのきわや歯と歯の間に限局して一過性にみられる歯肉炎を萌出性歯肉炎と言います。

思春期性歯肉炎

女児の歯肉炎は思春期に相当する10〜12歳頃に顕著になります。
この歯肉炎は歯の間の赤み、腫れを特徴とし、ホルモンの変調が歯肉の炎症をもたらすと考えられています。口腔清掃の徹底により、簡単に元の健康な歯ぐきに回復します。

歯周炎

小児期に発生する歯周炎はきわめてまれで、これまでその発症時期から前思春期性歯周炎および若年性歯周炎と呼ばれます。

前思春期性歯周炎

乳歯列期に発症する歯周炎で、広汎型と局所型があります。どちらも歯ぐきの炎症、急速な骨破壊、歯の揺れと喪失がみられます。広汎型は全身疾患に伴う局所所見として現れることが多い。

若年性歯周炎

混合歯列期から永久歯にかけて発症する歯周炎で、中高生の女子に多い。
上の前歯と第一大臼歯(前から6番目の歯)の動揺が主な症状で、歯を支える骨の吸収がみられます。骨の吸収速度が早く、早期発見、早期治療が重要です。
処置としては、徹底した口腔清掃とスケーリングで、骨の吸収については、抗菌薬の局所塗布を行うことにより進行を止めることができます。

全身疾患に伴う歯周炎

コラーゲンの先天性代謝異常などで組織の抵抗性が低下したり、白血球の可能不全などで宿主の免疫機能が低下したりすると、口腔内でもっとも不潔になりやすい歯肉溝部で炎症が起こり、重度の歯周疾患が発症します。

組織抵抗性が低下する全身疾患

パピヨン・ルフェーベル症候群、ダウン症、糖尿病

免疫機能が低下する全身疾患

AIDS(後天性免疫不全症候群)、家族性周期性好中球減少症、白血病など。

薬物誘導性の歯肉増殖症

抗てんかん薬であるフェニトイン(ダイランチン)、臓器移植後の免疫抑制薬として使用されるシクロスポリン、カルシウム拮抗薬で降圧薬として使用されるニフェジピン
これらの副作用として、歯肉増殖症が発生することがあります。
これらの場合でも、プラークの刺激が歯肉増殖の誘因となるため、プラークコントロールはとても重要です。

磨きにくいところにオススメの歯ブラシ

先ほどからお話ししているように、歯肉炎、歯周炎の原因は磨き残し、プラークです。
小児は歯の生え変わりや、混合歯列期により、かなり磨きづらいです。
ふつうの子供用の歯ブラシでは届きづらいところを磨けるのが☆ワンタフトブラシ☆です!

ワンタフトブラシの使い方

①普通の歯ブラシで磨いたあとに、軽くすすいで、磨き残しをチェックします。
②タフトブラシはえんぴつ持ちでもちます。軽い力で小刻みに動かします。歯ぐきを傷つけないように、力の入れすぎに注意します

☆子供のはえかわり期の仕上げ磨きにおすすめです☆

6〜12歳頃は歯並びが複雑になるので、子ども自身でするブラッシングだけでは磨き残しが多くなりますので、9歳頃までは仕上げ磨きをおすすめします。
生えている途中の歯、抜けた歯のまわり、歯並びがでこぼこしているところにはかなりプラークがたまりやすいです。

お子さんの歯ぐきの腫れや出血が気になったら歯肉炎の可能性がありますので、ぜひ検診に起こし下さい。
久我山駅前歯科では磨き方の練習、クリーニングなども行っております!


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