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歯ぎしりで歯が無くなる!?マウスピースの使用方法と選び方!!

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歯ぎしりから歯を守るには?マウスピースの使用方法と選び方

久我山記事0
寝ている間に歯ぎしりをしていませんか?
歯ぎしりは近くで寝ている人に歯ぎしりの音で迷惑をかけるだけでなく、かなり強い力が加わるため歯の摩耗や歯周病につながることもあります。
また、成人の8割の人が歯ぎしりをしているにもかかわらず、気づいている人は1割未満だそうです。

花子
歯ぎしりに気づいている人って少ないんですね?

大輔
そうですね。
でも、歯が擦り減っていたり、歯にヒビが入っていたり、朝、顎が疲れていたら歯ぎしりの可能性があります
マウスピースなどで歯を守ることができますから、自分に合ったマウスピースで歯ぎしりの影響を少なくしてほしいですね。


 

歯ぎしりとは?一体、どんな影響があるの?

歯ぎしり
歯ぎしりには大きくは3つのタイプがあります。
歯を擦り合わせて「ギリギリ」と音がするタイプや「カチカチ」と音をさせるタイプ、また、ほとんど音がしない噛みしめるタイプの3つです。
歯ぎしりは自分の歯がすり減るだけでなく、治療でかぶせたセラミックが割れてしまうこともあります。
また、歯ぎしりは肩こりをはじめ、片頭痛や顎関節症の悪化などの原因にもなります。

花子
歯ぎしりって身体にも影響が出るほど、強い力が歯にかかるんですか?

大輔
はい、歯ぎしりの歯にかかる力はとても大きいんですよ。
歯にかかる力を調べると、起きているときは1平方cmあたり最大で12gなのに対し、眠っているときには最大74gでおよそ6倍の力がかかるといわれています。

麗子
起きているときの約6倍の力が毎晩、歯にかかるとしたら大変なことですね。

大輔
はい。
歯の負担は大きいと思います。
健康な人でも8時間の睡眠のうち15分ほど歯ぎしりをしているようですが、歯ぎしりの癖がある人は平均で40分、長い人は1時間45分も歯ぎしりをしていたそうです。

 

マウスピースはどんな使い方をするの?

久我山記事1
マウスピースは「ナイトガード」と呼ばれるように主に就寝前に装着して睡眠中に使用します。
しかし、食事のときに外せば日中に使用することも可能です。
マウスピースを装着すると歯がすり減るのを防ぐことができ、また、顎や肩の周辺の筋肉を休ませ、顎の疲れや肩こりなどの軽減にもつながります。

マウスピースは歯科医院で自分専用のものを作るほかに市販されているものもあります。
市販されているのは奥歯だけのタイプや90℃くらいのお湯で軟らかくしてから噛んで自分に合うように整形するタイプ、また、整形せずにそのまま使えるタイプです。

花子
奥歯だけのマウスピースはどんな風に付けるんですか?

麗子
奥歯だけのタイプは下の奥歯にはめて使うのよ。
歯に固定されないので誰でも合わせやすいし、歯列矯正をしている人も使えるというメリットもあるわ。

 

どんなマウスピースを選べばいい?

久我山記事3
マウスピースを装着すると歯ぎしりには効果がありますが、違和感が強いため継続が難しいことも少なくありません。
徐々に慣れることも必要ですが、違和感を少しでも少なくするには歯科医院で自分専用のマウスピースを作る方がいいでしょう。

麗子
歯科医院でオーダーメイドの場合も、健康保険が適用になりますよね?

大輔
はい、保険の適用になりますので自己負担は5,000円~6,000円程度です。
マウスピースは歯科医院で作る場合も違和感はゼロではありませんが、その人の噛み合わせや歯型をとって技工士が一つ一つ製作します。
マウスピースを入れたときの噛み合わせなどは医師がチェックして調整もできるので自分にフィットしたものが作れますよ。

 

歯ぎしりは寝ている間に多くの人が経験していますが自覚する人は少なく、歯のすり減りや顎の疲れなどの影響が現れないと気づきにくい面があります。
しかし、歯ぎしりを放っておくと口腔内や身体に悪影響を及ぼすため、マウスピースを使うなど具体的な対策が必要です。

マウスピースは市販されたものだけでなく、歯科医院ではオーダーメイドもできます。自分に合ったマウスピースを選んで歯ぎしりの影響を少なくしましょう

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