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冷たいものがしみる!!なにが原因?!

みなさんこんにちはー!!\(^^)/☆☆☆
杉並区の久我山駅前歯科です!

今年の夏は暑すぎますが体調を崩されてないですか?暑い時はやっぱり冷たいものが食べたくなりますよね!
ところで、冷たいものがしみる!!という方が結構いらっしゃると思うのですが、今日は「知覚過敏」と「咬合性外傷」のお話をさせていただきます。

咬合性外傷とは?

歯周組織の炎症を増悪させる因子、外傷性咬合がはたらくと歯周組織は咬合性外傷を受けます。
高度な外傷になると、歯の揺れの増加、歯の咬耗、歯の傾斜や位置の移動などが見受けられる。

咬合性外傷を生じる要因

  • ブラキシズム(異常機能習癖)
    グラインディング…歯を無意識にこすり合わせる
    クレンチング…くいしばり
    タッピング…歯をカチカチかみあわせる
  • 早期接触
    噛む時に1歯ないし数歯にわたり、早期に歯が接触すること
  • 側方圧
    歯を横に歯ぎしりした時にかかる力
  • 舌の悪習癖
    舌で無意識に歯を押してしまったりするくせ

一次性咬合性外傷

正常な歯周組織に、その許容範囲を超えた外傷性の咬合が作用している状態

二次性咬合性外傷

歯周炎の進行などによって支持力が低下した歯周組織に、その許容範囲を超えた外傷性の咬合が作用している状態で、正常な咬合力によっても生じることがある。

アブフラクションとくさび状欠損

アブフラクションとは、噛み合わせの力が原因で起こる歯質の欠損のことです。
睡眠中の歯ぎしり、特に歯を横に動かしたときに上下の歯が強く接触することにより歯にたわみが発生し、構造的に脆いエナメル質と象牙質の境目付近の歯質が細かく欠けてしまう現象のことです。
 くさび状欠損とは、様々な原因によって歯の生え際がくさび状にえぐれてしまった状態のことをいいます。
意味合い的には、アブフラクションはくさび状欠損の一部と言えます。
この2つは厳密に言えば意味は異なりますが、くさび状欠損の原因の大部分を占めるのがアブフラクションであり、実際の症例では殆ど同じものを指すといっても良いくらいです。
くさび状欠損は歯の生え際の部分に発生するため目に付きやすく、歯の見た目の長さ(歯肉の位置)が周囲の歯と異なるため、審美的な問題にも繋がります。
また、歯の表面を守るエナメル質が欠損してしまうため、冷たいものがしみるなどの知覚過敏の症状も出てくる可能性が高いです。
昔は、誤ったブラッシング・強すぎるブラッシングが原因で発生すると言われていましたが、ブラッシングの影響を受けない部位や、歯磨きの習慣のない人や動物などにもくさび状欠損が生じることが確認されています。
アブフラクションの研究などが進んできたこともあり、ブラッシングが原因であるとする考え方疑問視され、現在は歯ぎしりなどによるアブフラクションが主な原因と考えられています。

知覚過敏

歯の最表層にあるエナメル質は削っても痛みを感じることはありません。象牙質はその内層にあり、また根部ではエナメル質がなく全層が象牙質でできています。象牙質は器具でこすったり、冷たいものや熱いもの等に触れると、その刺激は内部の神経に伝達されて、歯は痛みを感じます。
通常、象牙質はエナメル質に覆われているので、こうした痛みを感じることはありません。
象牙質が内部の神経にまで刺激を伝えるのは、象牙質の中にある無数の小さな管状の構造物があることによります。この小さな空隙は加齢などにより、少しずつ塞がってくることもあります。このような場合には知覚過敏は起きません。したがって象牙質が露出している時には必ず知覚過敏が起きるということではありません。

歯肉退縮


歯肉の位置は加齢とともに少しずつ下がってきます。それに伴って歯の根っこが露出し、象牙質がむき出しの状態になります。このような象牙質表面では、歯ブラシが触れたり、温度変化などの刺激で痛みを感じることがあります。歯の表面に歯石がたくさん付いているような場合、それを取り除いた時にも同様の状態となり、歯石をとっている時にも器具が象牙質表面に触れたり、水をかけて処置をするので、知覚過敏と同様の痛みを感じることがあります。

☆知覚過敏におすすめの歯磨き粉☆

トゥースペーストテクニック

メルサージュヒスケア

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しみる症状が気になる方はぜひお声がけ下さい!!

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