みなさんこんにちはーーーー☆☆\(^^)/杉並区の久我山駅前歯科です!!
今日は虫歯と酸性の食品、酸についてお話します!!
まずは簡単に虫歯のなり方から説明します。
虫歯とは、歯の表面に付いた細菌が産生する酸によってプラーク(歯垢)内部の酸性度が長時間にわたって歯の質のpHが5.5より低くなることにより、歯の表面のミネラル分が溶け出す(歯が溶ける)病気です。
簡単に言うと、歯に汚れがついたままになっていると、歯が溶けて虫歯になる。
ということです。
食品のもつう蝕(虫歯)誘発性を数値化できれば虫歯予防に役立ちます。
の4つの要素から次の式で求められます。
う蝕誘発能指数(CPI)=(プラーク形成能+酸産生能)×(摂取中の作用時間+嚥下後の作用時間)
※数字が大きいほど虫歯になりやすい
この式から出た結果↓
虫歯になりやすい食品ベスト3!!!
1位キャラメル(CPI・・・80)
2位キャンディー(60)
3位ウエハース(54)
4位以下・・・
あん入もち、カステラ、氷菓子、チョコビスケット、甘納豆、ガム、羊かん(50)
まんじゅう、ビスケット、チョコレート(40)
おこし、かりんとう、クッキー(36)
水あめ、ケーキ(30)
ジャム、ゼリー(20)
ポテトチップス(15)
バニラアイスクリーム、せんべい、えびせん(12)
これを見てわかるように、キャラメルのように歯にくっつくものは虫歯になりやすく、せんべいなどくっつきにくいものは虫歯になりにくいことがわかります。
さて、皆さんは「酸性食品」ということばをお聞きになったことがありますか?
お口に入れる様々な食品や飲料は、それぞれが独自のpHを持っています。
この酸性度が強いと、虫歯の出す酸と同じで、歯のミネラルが溶けだしてしまいます。
つまり、虫歯の菌がいなくても、「酸性食品」がお口の中にずっと留まれば、歯は溶けて崩れていくのです!
それでは、どんなものが「酸性食品」なのでしょう?
カラダによいといわれているフルーツ、ワイン、酢、スポーツ飲料などです。
これらはほとんどが歯を溶かすのに充分な強い酸性を示します。
食べ物のなかには、かなりの量の”酸”が含まれています。
柑橘類などのフルーツやワイン、果汁、炭酸飲料、スポーツドリンクなど飲料、ビタミンCなどの顆粒や液体のサプリメント、うがい薬など、酸性のものを常用して歯のミネラルが溶け出し、弱く柔らかくなった歯がかみ合せたり歯ブラシによってすり減った状態のことを「酸蝕歯」といいます。
逆流性食道炎のある方、しばしば嘔吐する方などは、胃酸によっても歯が溶かされる場合があります。
こんな実験があります。
歯周病などで抜いた本物の歯と、オレンジジュースかスポーツドリンクを用意します。
1~3日間、歯をジュース類に浸けておくだけで、硬いはずの歯の表面は白く柔らかくなり、爪で傷がつけられるくらいになります。
これはオレンジジュースやスポーツドリンクのpHが3.5前後のやや強い酸性だからです。
本当にお口の中でもこれと同じ状態が起こりうるのです!
上記の習慣がある方で、固い歯ブラシを使って力を入れてゴシゴシとブラッシングをしている、噛み応えのあるするめやさきイカなどをよく食べる、夜間に歯ぎしりをするという方は特に要注意!
酸性食品を摂取して歯が柔らかくなった状態では、歯が削れやすくなっています。
そういう歯を酸蝕歯といいます。
などがあります。
食品の取り方と虫歯には大きな関わりがありますので、みなさんも注意しましょう!!
また、虫歯の予防に、久我山駅前歯科では、3ヶ月ごとの定期検診をおすすめしています!ぜひお越しください!!!